Taylor Swiftとアメリカ

東京ドームをファンで埋め尽くしたTaylor Swift。彼女について詳しいわけでも、そんなに沢山彼女の音楽を聴いているわけでもないが、これまでのポップスターを超えたインパクトを感じる。(周りの同年代のおじさん達も)。個人的な感想だけど、正直で率直な歌詞とカントリーの匂いもあるリズム感、そして何より「昔どこかで見たアメリカのハイスクールの明るさ」みたいこと。1970年代、アメリカとそのカルチャーは多くの日本人の憧れであった、”American Graffiti”の世界。自分もそれに影響されアメリカの高校に一年留学して楽しい日々を過ごした。今のアメリカは、日本で報道される限りにおいては、混沌・弱体化・分裂・暴力などなどひどい話ばかりだが、彼女を見ているといやいや、まだまだ強く明るいアメリカンカルチャーが生きているんだと嬉しく思ってしまう。ひいき目かもしれないが。